新年の挨拶「互近助づきあいを始めよう!」

yjimageFV1ZY786明けましておめでとうございます。本年が皆様にとってより良い年であることを祈念してご挨拶申し上げます。
自治会は現在、地域住民が安全・安心で快適に生活ができるよう近隣の皆様と、防災とコミュニティ活動の促進を図り、行政機関とのパイプ役を果しています。
6年前の東日本大震災以降、大きく地域防災が取り上げられ、自治会としても昭島市と協働で、自主防災組織の組織力向上、スタンドパイプの設置と訓練、救命講習、防災研修会を行い、昨年4月には小中学校別に「学校避難所運営委員会」がスタートしました。
ここ数年、全国で震度5弱以上は10回前後でしたが、昨年は32回あり、東京でも30年以内にM7クラスの発生確率が70%と言われており、震災に対して各家庭で、自助の備えをしていただき、次に近助・共助の「互近助づきあい」を始めましょう。

 地域の結びつきが見直される一方、少子高齢化と小規模世帯の急増等で、自治会員の加入率低下と役員の担い手不足が課題となってきています。
 “会員としての目に見えるメリットを”との要望に答え、東京都の助成金を活用しながら、2年前から自治会会員証「ごきんじょ(互近助)カード」を使っての特典制度を開始しました。消防署と連携して、いざの時のための「わが家の安心伝言板」をお届けしました。

 本年春に改正された「個人情報保護法」が施行され、自治会も対応が必要となります。今後とも自治会員の皆様の声を大切にし、昭島市を始め各種団体と連携をとりながら、協働の対話を展開してまいりますので、本年も自治会活動へのご理解とご協力を宜しくお願いいたします。
平成29年 元旦            昭島市自治会連合会  会長 宮田 次朗201701集合写真