地域コミュニティ

昭島市のコミュニティ構想が、平成17 年5 月に第1 次の推進計画が制定されました。いま地域では、3.11東日本大震災以来、防災対策をはじめ、防犯や環境問題、高齢者の見守り対策や子どもたちの健全育成など課題が山積しています。これら地域の課題に対し、「自らのまちは、自らが築く」という住民の自主的な活動が始まっております。しかし、個々の団体の取り組みだけでは解決ができない課題も多くなっており、地域のさまざまな団体や地域市民のさまざまな知識や技術を活かす場としてのコミュニティ組織が必要になってきています。現在、昭島市内にコミュニティ組織として、3 団体が活動しておりますので紹介いたします。

あきしま・街づくり市民会議・なかがみ

中神駅南地域でコミュニティ協議会「街づくり市民会議」が活発に活動しています。平成15 年11 月に協議会を設立し、住みよい街づくりのために、地域住民の皆さんが意見を出し合い協力し合って自主的に活動しています。

自治会をはじめさまざまな団体との連携を図り、多くの方々の参加を得て地域の諸課題の解決にむけた活動を進めています。地域の課題(テーマ)ごとに部会をつくり、その部会を中心に活動を行っています。対象地域の方ならどなたでも参加できます。

対象地域は、朝日町1 丁目~ 5 丁目、中神町1 丁目~ 5 丁目、玉川町2・4・5 丁目、福島町2 丁目の一部、宮沢町2 丁目の一部(自治会の区域では、第5 ・第6 ブロック)とその周辺で、地域活動部会、防犯防災部会、街並み部会、国際交流部会、芸能部会、読み聞かせ部会、自然健康部会、広報部会、自然と親しむ部会で構成しています。

なかがみ・公式ホームページ

武蔵野会館運営協議会

中神駅北側エリア(自治会連合会の 15 ブロック)の地域住民のより良い生活環境づくりをめざし、平成17 年11 月に個人・団体・機関が主体的に協力連携して、地域課題解決に向けた活動を通じて、新しいコミュニティづくりを目的として設立しました。武蔵野会館を地域館としての機能を併せ持つため、運営協議会が会館の管理・運営の一部を担っています。

委員会活動として、安全まちづくり委員会、美しいまちづくり委員会、心とからだの健康づくり委員会、会館まつりの開催や、あいスポットプレス(会館ニュース)の発行をしています。また、地域防災を推進するために、自治会連合会15ブロックと武蔵野会館運営協議会の合同の防災会議が平成24年10月スタートしました。

まちづくり昭島北

昭島駅北側エリア(自治連第17,第19,第20ブロック)で、つつじが丘ハイツ1~25号棟とプレイシアの高層住宅の4つの自治会と3つのマンション管理組合、地域の店舗会の8つの団体で構成し、地域における多様なまちづくり活動の協働・連携を図るとともに、地域のマネジメントを行う場として、平成22年11月に活動を開始しました。

平成23年6月立川断層の講演会や、9月に3種類の安否確認ステッカーを全世帯に配布し1,500名が集っての合同防災訓練等“防災”を核に活動しています。自主防災部、コミュニティ部、地域安全部、総務企画部の4つの専門部会が推進し、交通安全調査や夏の盆踊り大会、防災隣組の構築や防災マニュアルづくり等に取り組んでいます。また、周辺企業の皆様にも役員になっていただき、日常的に連携をとれる関係づくりもしています。

昭島市コミュニティ構想

  1. コミュニティの必要性
  2. いま地域では、防災・防犯や環境問題をはじめ、高齢者の支えあいや子どもたちの健全育成など課題が山積しています。これら地域の課題に対し、「役所に任せておけばよい」ということではなく、「自らのまちは、自らが築く」という意識の高まりにあわせた住民の自主的な活動が芽生えてきています。

    現在でも、自治会をはじめ個々の団体において取り組みがなされています。しかし、個々の団体の取り組みだけでは効率的・効果的な解決ができない課題も多くなっており、地域のさまざまな団体の力あるいは市民の持つさまざまな知識や技術を持ち寄る場としてのコミュニティが必要になっています。

  3. コミュニティがめざすもの
    1. 地域住民の結びつきを深める中で、連携・協力しながら地域のさまざまな課題に対して自主的に解決していく能力を高め、住みよいまちを築いていくことをめざします。
    2. 地域において、地域住民の市政への参加を促進し、まちづくりにむけて建設的な提言をしていく基盤づくりを進める一方、市は、地域住民の間で合意形成された要望や構想を市政に反映する仕組みづくりを進める中で、住みよいまちを築いていくことをめざします。
  4. コミュニティ形成にむけて
    1. コミュニティの区域
    2. 一定の地域を単位に、住民が連携・協力して地域課題の解決にむけた活動をする集まり、いわゆる地域コミュニティの形成・推進をめざします。

      1. コミュニティの区域は、都市計画マスタープランの5地区を基に、その第4地区(青梅線より南側の中央部分)を2つに分けた6つの区域を目安にします。
      2. 具体的な区域は、市立会館等を活用した活動拠点を中心に、生活実態や活動実態に合わせて協議会(後述)間で調整して決めます。
    3. コミュニティ協議会
    4. コミュニティの区域ごとに、運営組織として(仮称)コミュニティ協議会(以下、「協議会」という。)を設立し、住民全体の生活環境の向上をめざして自主的に生活課題の解決にむけた活動を行うとともに、できるだけ住民全体の意見を反映し合意形成するよう努めます。

      1. 設立にあたっては、それぞれの区域の地域特性に合わせて、団体・個人が参加・連携して協議会をつくります。
      2. 協議会と市とは、それぞれの役割を明確化する中で、対等な立場で協働していくことをめざします。
      3. 市は協議会に対し、財政支援のほか協議会の発展のために必要な支援を行います。
    5. 活動拠点
    6. コミュニティ区域ごとに、市立会館などの集会施設や学校施設を活用して、協議会の活動拠点を設けます。

      1. 市立会館の活用……市立会館などの1室をコミュニティ・ルームとして、協議会の活動で利用できるよう努めます。また、コミュニティ・ルームを設けた市立会館などの運営管理を協議会が行っていくよう検討を進めます。
      2. 学校施設の活用……学校施設を独立したコミュニティ施設として改修・整備するなどの条件が整いしだい、活動拠点として活用することをめざします。
      区域別の活動拠点候補施設(協議会と市とで相談して決めます。)
      コミュニティ区域 対象の市立会館など 対象の小学校施設
      中神駅・東中神駅北区域 武蔵野会館、富士見会館 富士見丘小、武蔵野小、つつじが丘南小
      昭島駅・拝島駅北区域 堀向会館 つつじが丘北小、拝島第二小
      東中神駅・西立川駅南区域 福島会館、玉川会館 東小、共成小
      中神駅南区域 朝日会館、福祉会館 玉川小、中神小
      昭島駅南区域 昭和会館、大神会館 光華小、成隣小、田中小
      拝島駅南区域 緑会館、拝島会館、やまのかみ会館 拝島第一小、拝島第三小、拝島第四小

コミュニティ推進計画〈第1次〉

平成17年5月作成

  1. コミュニティ協議会設立の促進
  2. コミュニティの6区域に順次、(仮称)コミュニティ協議会(以下、「協議会」という。)を設立するよう地域住民の皆さんとの調整を進めます。

    1. 「昭島市コミュニティ構想」についての理解を得るためのPRを行います。平成17年度においては講演会に合わせて説明会を開催します。
    2. 当面、モデル地区事業の実施区域において、協議会の設立及び活動の推進を図るよう調整します。
    3. <モデル地区事業実施区域>

      • 中神駅南地域(平成14年度~16年度)
      • 中神駅北地域(平成15年度~17年度)
    4. また、地域住民の皆さんと相談する中で設立の意向を示す区域と調整し、順次、協議会の設立をめざします。設立にあたっては、必ずしも区域全体を範囲としなくても、核となる小協議会を設立し拡大や統合・連合しながら協議会の形成を図ります。
  3. 活動拠点の整備
    1. 市立会館の活用
    2. 協議会の活動拠点として、市立会館などを活用してコミュニティ・ルームを設置するよう努めます。このコミュニティ・ルームは、会議はもとより日常的な打ち合わせや作業、住民の情報交換の場としても利用できるものとします。

      <当面の対応>

      1. 中神駅南地域は、朝日会館を中心に 福祉会館の有効利用を図り、協議会「あきしま・街づくり市民会議・なかがみ」の活動の促進に努めます。
      2. 中神駅北地域は、平成17年10月開館予定の(仮称)武蔵野会館にコミュニティ・ルームの設置を検討しながら、活動拠点としての利用を図るよう努めます。
    3. 市立会館の協議会による運営管理の推進
    4. 協議会と調整して、コミュニティ・ルームを設置する市立会館の運営管理を協議会が担うことをめざします。実施する場合は、運営管理に要する費用の一部を助成します。

      <当面の対応>

      中神駅北地域において、 (仮称)武蔵野会館の管理のうち、市が直接管理する時間帯以外の時間(平日の夜間、土・日曜日と祝日)について、協議会による運営管理について検討を進めます。

    5. 学校施設の整備
    6. 協議会の活動拠点として活用できるよう学校施設の整備にむけて調整します。当面は、中神駅南地域「街づくり市民会議・なかがみ」の活動において、中神小のランチルームなどの利用を通して、活用のあり方を検討します。

  4. 協議会の活動への支援
  5. 協議会によるコミュニティ活動を奨励・促進するため、補助金交付要綱を定め、協議会に補助金を交付します。平成17年度は、中神駅南地域「街づくり市民会議・なかがみ」へ交付します。

以上

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