7/13『2011年度自治会長研修会』を実施しました

 平成23年度7月13日(水)、資源循環型のまちづくりをめざして4月スタートしました”昭島市環境コミュニケーションセンター”の見学と、市民交流センターに移動し、東日本の震災を受け、もっとも自治会として関心のある”防災”についての研修会を実施し68名が参加しました。
 9時半に参加者が、美堀町のセンター2階の見学者説明室に集い、自治連の小野会長の挨拶のあと、センター長でもあります環境部ごみ対策課の高垣課長より、センターの概要説明とゴミ対策の現状と市民へのゴミの出し方についての要望等がありました。

昭島市環境コミュニケーションセンター”の見学は、3グループに別れ、リサイクル棟の処理工程を2階から見学し、資源ごみの手選別ラインを身近に見せていただき、中央制御室の説明を受けました。
プラザ棟では、センター概要のビデオを見たあと、2階の環境学習・ゴミ問題学習ゾーンで3Rのことやリサイクル、エコロジー、地球環境問題など学ぶことが出来ました。
その後、1階に移り再生品展示ゾーンで、修理・再生された粗大ゴミを見学しゴミの減量化の必要性を学び、次に、環境問題を理解するための書籍が多く展示されていました。ここに置かれているテーブルと椅子(丸太)は、このセンターを建築する際に伐採したものから再利用したものだそうです。その後、センターの電力をカバーしているリサイクル棟の西側にある太陽光発電パネルも見学しました。11時に見学を終え、東中神の市民交流センターに向いました。

二部の防災についての研修は、市民交流センター3階会議室で予定通り11時半から行われました。
初めに、自治連事務局の市民部生活コミュニティ課の河野課長から挨拶があり、自治会長の皆様へ日ごろの行政への協力等への御礼と、8月7日に開催予定の東北地方・岩泉町復興支援フェスティバルの紹介がありました。
防災の研修内容は・・・・・・・・・・・
①昭島消防署から被災地での活動状況の報告
 昭島消防署・西村係長から、大震災の当日の都内から昭島までの間の状況の話のあと、東京消防庁の震災非常配備態勢の発令を受け、昭島衛星通信小隊と人員輸送小隊が宮城県気仙沼に向かった際の状況を、スライド写真を見せていただきながら説明を受けました。マスコミ等で、被災地の模様は見ていましたが、震災直後の人命救出、消火、空からの救助活動などの貴重な写真を見せていただきました。
 消防士の皆様の食事や睡眠が取れない中での活動内容を知り、大自然の恐ろしさと共に震災時の対策として”減災”に向け、まず自分自身と大切な家族を守り(自助)、周辺住民との助け合うことを担う地域防災力の向上(共助)を図り、自治連として昭島市と協議し支援(公助)体制を確認し、減災の為の活動をしていきたいと思いました。

②昭島市の「家具転倒器具無料支給制度」の説明
 昭島市都市計画課の永澤課長から、7月1日から受付が開始された”無料支給制度”の説明を受け、参加者との質疑応答があり、支給制度について学ぶことが出来ました。例年より配布数を増やしていただいていますが、申し込みが多く抽選になりそうとのことでした。申込まれた方には、通知が必ず行くそうです。

③6/26「防災講演会」の活動報告
 自治連の第17,19,20ブロックが中心になり、6月26日午前中に昭島市民会館にて”立川断層は動くのか -地震を知り正しく恐れる-”をテーマに、首都大学東京大学院・山崎晴雄教授の講演と、昭島消防署の”家具転倒防止”の説明の防災講演会を実施し、地域住民1120名が参加した模様の報告が、宮田第19ブロック長からありました。

終了後、参加者で記念撮影(左上)を撮りました。梅雨明けの猛暑の中での研修会でした。参加いただきました自治会長、自治会役員の皆様、ご苦労様でした。