3/9 災害ボランティアセンター立ち上げ訓練に参加

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平成25年3月9日 9時より、あいぽっくにて昭島市社会福祉協議会主催の『災害ボランティアセンター立ち上げ訓練』が開催され、自治連からも小野会長を始め多くの役員の皆様も参加して熱心に訓練を受けました。
主な内容を紹介します。

■伊 藤 昭島市社会福祉協議会会長挨拶
写真 (43)わが身を守り、その上で地域を守って行きましょう
社協の職員と共に訓練を一緒にセンターをしっかりしたものに作り上げて行きますのでご協力をお願いします

■社会福祉協議会の高野氏から概要説明
・災害時ボランティアセンター立ち上げ訓練は2年目となる
・今回は、班分けしてスタッフ役もやります
・名札で青色はボランティア役、赤色はスタッフ役です
・ボランティアの方は個人の意思で、災害地に集まってきて普段の生活に戻るまで支援にきてくれます
写真 (44)・災害地は情報の混乱があります
・ボランティアは善意の行為ですが、受付センターを立ち上げてやることが1番運営上いいです
・昭島市で災害が起きた時、東中神の昭島市総合スポーツセンターが拠点になる
・ボランティア活動の際、体調が悪くなった際は無理をしないが原則です
・訓練の流れは、
①受付ーガムテープに名前を書くー付箋紙にも名前と電話番号を記載する
②ニーズ掲示板に要望が書かれた用紙を見て、希望のところに付箋紙を貼る
③名前を呼ばれた方は、マッチングコーナーに集まりリーダーを決めるーリーダーには、赤いガムテープをはる
④図と必要な備品・資材を取り、現地に向かう
⑤活動終了後、リーダーは、報告書に活動内容を記載し、センターの受付に届ける
ボランティア活動の心構え
1.服装は長袖、長ズボン、長ズボン、マスクが必要
2.受け後、待機場所で待機
3.オリエンテーションがあり、リーダーを決める
4.必要な機材を選ぶ
5.被災場所までの移動手段は異なる
6.早速活動、被害にあった人への話し合いも大事
7.仲間と声を掛け合いながら、水分も撮る
8.戻ったら消毒をしっかりとする
9.活動報告会を持ち.報告書をまとめる
●ボランティア活動に参加する場合のポイント
・依頼者の気持ちを尊重する
・相手によっては望んでいることが違う
・相手に合わせて無理を強いしないように活動する
写真 (45)●活動する際の注意
○依頼者のお宅についたら
・『昭島市災害ボランティアセンターからきました』と伝える
・依頼者に『依頼者へのご案内』を渡す
・作業内容の確認をする
○ボランティア中、こんな時は必ず災害ボランティアセンターに連絡する
・怪我をした時
・体調が悪くなった時
・活動が危険または手に負えないと判断される時
・依頼された以上の活動を頼まれた時
・判断に困った時
※作業終了時、依頼者に確認をし、明日以降の要望があるかどうかを確認する。ある場合は、日時、内容、期間、連絡先、氏名を、必ず追記する
※終了報告を、ボランティアセンターに連絡する
※16時までにボランティアセンターに戻る
・資材の返却、報告書の提出、活動の報告を行う
※活動中の注意
・ボランティアだとわかるように、ガムテープに名前を書き体のわかりやすい位置に貼る
・一時間に1~2回の休憩をとる
・安全第一、建物内で素足が危険な所は土足でいいか依頼者に確認をする
・お茶やジュース程度は、気持ちよく頂きましょう
・昼食は各自で調達する
・必ず2名以上で行動する
・持ち場を離れる時はリーダーへ連絡する
・ゴミ分別をしっかりとする
・必要なものかゴミかは、依頼者にきちんと確認してください
・被災地のカメラ撮影を避ける
・被災者のプライバシーを守る
・マスコミとの対応は、不確実な情報は話さない

終了後、質疑応答がありました。主な質問は、
1.訓練時は、発災設定等を統一すべきだった
2.今後、発災時に地元の地域会館で、要望やボランティアの受付をする際、どのようなこのに気をつければいいのか
3.健常者でない方々の対応、例えば耳の聞こえない方がいた場合の対応について
※最後に講師から、発災時は、ボランティアセンターがあることを地域の方にPRして欲しい旨の話がありました。

訓練の最後に、社会福祉協議会の日下事務長から、多くの方が参加いただいた御礼があり『本日は、いざの時と同じように運営側のスタッフ役もやっていただきました。また、ボランティアセンターが何をやるべきかを一緒に考えて頂いたかと思います。本日参加の皆様、また各種団体と今後とも積み重ねて行きたい。旨の挨拶で12時に一切終了しました。