5/25 第六回あきしま郷土芸能まつり盛大に開催

写真 (3)平成26年5月25日(日)9時から16時に、JR昭島駅北口モリタウン北側特設会場で、第六回あきしま郷土芸能まつりが盛大に開催されました。昭島市自治会連合会からも会長が来賓として出席し、多くの自治連役員も参加しました。
今回は、昭島市制施行60周年記念事業の一つで開催されました。
出演団体は、市内の郷土芸能団体の他、昭島市と交流都市である岩手県岩泉町より写真 2 (2)「中野七頭舞」を特別ゲストとしてお招きし、盛大でした。市内の各地から伝統のある屋台、山車、獅子舞、お囃子、和太鼓等の20団体の出演でした。
自治連の役員も参加しました。自治会の立場で地域を代表する各団体を共に守っていきたいと思います。

10時から開会式があり、初めに元自治連副会長の原島重夫実行委員長から開催にあたっての挨拶がありました。次に北川穰一市長より『昭島市の魅力あるまちづくりの推進、あきしまらしさの創造のために日々貢献いただき深く感謝します。人々の価値観や生活様式が多様化して、個性と魅力に富んだまちづくりを進める写真 1 (2)上で、地域が育んだ歴史や伝統が活かされ、文化が香り、心の豊かさが実感ができる。その中で市内の各地域で長きにわたって継承された各団体で郷土芸能の各団体が一同に会したことは大変うれしく心強く感じています。郷土芸能を我がまちあきしまの観光資源として育て、地域の活性化を図りたいと思います。このまつりが、古くから伝わる質の高い文化を内外に発信しながら、地域の絆、人々の絆を深め、人々の交流の場とし、昭島の名物まつりの一つとして長く続けていきたい』との趣旨のご挨拶がありました。
写真 3
今回、交流都市の岩手県岩泉町から郷土芸能舞いの『中野七頭舞』は神楽舞いの一部で、「シットギジシ」を基本とした舞いであり、発端は天保時代にさかのぼるといわれています。
当時、神楽太夫と呼ばれた工藤喜太郎は、36名の弟子がいて種々の神楽を舞うことができました。神楽太夫は毎年巡業をし、北は久慈から南は山田、大槌と舞い歩き、好評を得たと言われていま写真 (18)す。
この喜太郎が神楽舞いの一部を取り入れてこれを基本とし、中野に七頭舞を創始したといわれています。当初は神楽で踊られていたのですが、時代とともにうつりかわり、集落の祭典に奉納されるようになりました。五穀豊穣、家内安全、大漁を祈願して踊る元祖的存在の七頭舞は、勇壮活発な舞いでした。
岩泉の皆様、ありがとうございました。