朗報! 郷地玉川自治会が東京防災隣組に認定

yjimageX5YN23K1平成28年4月17日(日)東京都庁にて、第5回東京防災隣組の認定式が行われ、昭島市自治連第1ブロック「郷地玉川自治会」(鳥生邦夫会長)が認定されました。
これで、昭島市としては5番目となります。
認定式後に、防災システム研究所の山村武雄氏の講演が行われます。
今後とも、昭島市自治会連合会としても、防災の備え活動を中心に”互近助”のつながりをより強くしていきたいと思います。

 認定式には、郷地玉川自治会の角田さん、自治連第一ブロック(郷地東町連合自治会)中島ブロック長、生活コミュニティ課小松課長と防災課の方です。今回は30団体、昨年までの182団体と合わせて212団体が認定を受けました。

認定証授与式の後、前田副知事、や加藤都議会、総務委員会委員長から式辞と祝辞がありました。一昨日に起こった熊本震災の被災状況を見て、首都直下型地震の備えをしっかりしないと、と心を引き締めています。いざという時、自助、共助が欠かせない事は自明の理、地域のご協力を宜しくお願いします。

認定30団体の中から2件が事例として発表しました。
①杉並のマンション管理組合防災会
・居住者2000人規模の大型マンション、年齢構成は3050歳台の働き盛りが殆どで70歳以上は4%。子供が多いのも特徴となっています。
・東北大震災があるまでは防災、コミュニティ活動は殆ど実施されていなかったが。発災後これではいけないという反省の元、活動を開始しました。
・「こども避難所」、「フロアミーティング」、「GMSS管理組合防災会」などのユニークな活動を展開しています。
②国分寺市の西町友和会
・世帯数60、住民160人で立川市、国立市、に挟まれた国分寺市の西端の地域コミュニティです。独居高齢者10人、児童28人、要支援者5人の構成となっています。
・小さい地域なのですが「防災推進委員」が10人で防災まちづくり推進地区に指定されるなどして防災意識の高いところです。
・国分寺市の総合防災訓練にはもちろん毎年参加している他、国立4小で開催される防災訓練や地域イベントに参加しています。そんなご縁で国立4小を学校避難所として利用させてもらう契約を結んでいます。       

記念講演・・・防災システム研究所 山村武彦氏
「東京防災隣組とスマート防災」
熊本震災の状況
・熊本震災は想定外の(連続大地震災害)です、今までに経験がありません、阪神淡路も東北も大きな災害は想定外の出来事で予想ができません。その為に訓練が必要です。しかも被害を受けてからではなくて、被害を受けない、被害を最小限にする訓練が重要です。
・思わないものが倒れます、電柱、自販機、家、ビル 近寄らない注意すべきです。
10100人規模の避難所は自治会単位で運営できますが、1001000規模になると行政が関与しないと運営できません。
・灯りがあると人間は安心するようです、自家発電機で照明をつける事を考えるといいでしょう。
・防災訓練も従来の(消火器)、(AED)、(通報)など決まった事だけをやっていてはだめです。5か年計画を立ててステップアップしてゆくようにしましょう。
・命と時間は失ったらば取り返しがつかないものです、何時でもどこでも震度6は発生すると思って防災隣組の仲間を増やしてください。 
以上