防災隣組推進中のつつじが丘北自治会へのメッセージ

現在、つつじが丘北自治会が、防災マニュアル改訂版を作成中です。防災・危機管理アドバイザーの山村武彦氏から、メッセージをいただきました。全文紹介します。本日は、周辺自治会と一緒に、3.11を忘れない”第5回まち歩き”を実施して、後半は防災について皆で話し合います。

大切な居場所
防災・危機管理アドバイザー  山村武彦

 過去50年間世界中の災害現場を回ってきましたが、被災者からの言葉で共通しているものがありますので紹介します。
「一緒に食事をしたり、テレビを見たり、ゲームしたり、笑ったり、怒ったり、泣いたり、喧嘩したり、そんな家族との普通の生活。そして『おはようございます』『いい天気ですね』何気ない隣人との挨拶、盆踊りや防災訓練などの行事で顔を合わせる程度の平凡な地域の付き合い、何でもない当たり前の暮らし。それが自分にとってどれほど大切なものだったか、失ってはじめて気が付きました。もっともっと家族や隣人を大切にしておけばよかった、今からではもう何もできないのです、悔やんでも悔やみきれません」。掛ける言葉がありませんでした。
 貧しくても心豊な普通の生活。平凡でもそこがかけがえのないそれぞれの居場所なのです。自分ひとりの力で生きていると思っているけれど、実は陰に陽に家族、隣人、社会に支えられて生きているのです。もしかしたら、そういう当たり前のことが幸福というものなのかもしれません。だからこそ、災害なんぞで死んではいけないのです、死なせてはいけないのです。悔いのないように、普段から家族や隣人を大事にすること。そして、大切な居場所を守るために準備し互いに近くで助け合う「互近助」と「防災隣組」が重要です。防災マニュアル改訂に際し「つつじが丘ハイツ北住宅」の皆様のさらなるご多幸とご安全を心よりお祈り申し上げます。
平成30年3月

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